ひらけゴマ

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内向き志向、安定志向といわれる日本の若者について、海外の大学で、世界中から来ている若者を見て感じる事を、書いてみたいと思います。

一言で言うと、日本の若者は、“世界中の同世代の若者が、より豊かな生活を送る為に競争をしている”という意識が欠けているのではないか。特に韓国、中国、インド等新興国の若者のハングリーさ、アグレッシブさを見ていると、日本が少子高齢化している中で、日本の国内市場だけを意識した教育制度、働き方では、現在の日本の豊かさを維持する事は不可能となっている事に気づいていないのではないかと思います。現実、今のアメリカでは、親の世代の豊かさを、子供の世代が味わえないといわれています。簡単に比較はできませんが、昨年アメリカの大学を卒業した学生の内、卒業時点で就職が決まっている人は、わずか19%しかいません。(彼らはブーメラン世代と言われ、大学卒業後、職がない為にふたたび親の家に戻る人を言います。)アメリカは世界的な不況で、本来ならリタイアする年齢でも仕事を続け、年寄りと若者が仕事を奪い合うという状況です。日本も同じ状況がおこりつつある状況です。日本の大学生は就職内定率80%で、就職氷河期といわれていますが、近隣の国、韓国は48%(2008年)、経済発展著しい中国でも60%を切っています。選ばなければ働けるという日本の大学生はまだまだ恵まれた状況です。

10 Jul 18 1

次に人材のグロ―バル化という波が、第二の黒船の様に日本に来ている事を、よく理解する必要があります。かつては、海外市場開拓する際、社内の英語のできる日本人に頼むとか、商社に依頼する時代がありました。現在、世界市場に飛び出し輸出比率を上げない限り、企業は縮小均衡となるわけで、ユニクロ、楽天が英語を社内公用語と発表して、日本では話題を集めているようです。日本の企業だから日本人を採用するという時代は消えつつあり、日本に来ている留学生や、海外の大学で日本語等を少しでも学んでいる学生が、日本の大学生と日本企業の就職採用で競争する時代を迎えています。同じ給与でも、英語・中国語等の、海外の拡大市場の現地語だけでなく、日本語もできるのなら、日本人である必要はありません。また、グローバル企業を目指すなら、人種、国籍の多様化(ダイバシティ)は 不可欠となっています。主要市場が海外であるなら、営業本部だけでなく、研究施設、そして本社までも海外に飛び出る時代です。

又、自分の目指している企業は内需型企業と言っている人達にも、グローバル化の波は避けられない状況です。ラーメン店、コンビニ、スーパー、農業も海外展開をしている時代ですし、水道局のインフラも海外に輸出を始めました。又日本のデパート、観光地も、日本人だけでなく、海外からのお客さんを呼ばない限りは、存続も難しい時代を迎えています。

常に大事なことは、変化を恐れないこと。過去と比較することなく、前を向いて、自分のできる最大限の努力を惜しまないこと。そして、全員が海外を目指す必要はありませんが、日本の企業で働こうと努力している海外の若者がいるということを、意識する必要はあるかもしれません。

写真は、ケンブリッジ方面から見たボストン市内の写真です。

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フロリダに日本語、日本文化紹介活動で来ています

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